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恵比須DEまちづくりネットワーク 代表 村井 禮仁さん



プロフィール
 1933年、佐賀市生まれ。佐賀高校卒業後、立命館大学へ進学。大学卒業後は産経新聞社に入社、退職後は福岡で株式会社アペックスを経営。現在は「恵比須DEまちづくりネットワーク」代表として、恵比須を通したまちづくりに尽力している。「社団法人 日本惣菜協会」顧問も務める。
    「400年以上の歴史を持つ恵比須の文化を後世に残すことが、私たちの使命だと感じています」

     交差点や商店街の通り沿いにひっそりと佇み、街並みと行き交う人々を見守っている恵比須像。佐賀市の恵比須像は、確認されているだけでも800体以上。その数日本一の恵比須が市民の生活に密着して存在することから、「恵比須の街・佐賀」とも呼ばれている。「恵比須DEまちづくりネットワーク」は、市民に愛されている恵比須を生かして、佐賀の街を盛り上げようと活動する団体だ。その代表を務める村井禮仁さんに、佐賀の恵比須の成り立ちについて聞いた。
    「大阪夏の陣が終わった頃、鍋島勝茂が神戸の西宮神社から勧請を受けて北川副に西宮社を建て、そこを鍋島藩の祈願所としたのが佐賀の恵比須の始まりです。恵比須の御利益が大漁祈願、商売繁盛であったため、その後は有明海沿岸や長崎街道沿いの商店街に恵比須像が置かれるようになりました。恵比須様に対する感謝の気持ちを込めて大切にお世話をするという、佐賀独特の民間信仰や地域文化が、これほど多くの恵比須様を生み出したのでしょうね。人々の思いが込められた佐賀の恵比須様は、一体一体がパワースポット。佐賀の街を災害などから守ってくれていると思います」
     佐賀市民にとっては身近な存在の恵比須だが、これほど多く存在する街は他に類がない。佐賀が誇る恵比須を生かしたまちづくりに、村井さんは大きな可能性と意義を感じている。
    「佐賀には色々なパフォーマンスをしている恵比須様が多く、たいへんユニークです。大福帳やそろばんを抱えていたり、鯛の上にまたがったり、鯛を足元に置いて踊ったり… そんな恵比須の魅力を掘り起こし、さらに一歩進んでまちづくりに活用するために、恵比須マップやガイド本、恵比須のテーマソング、お土産のお菓子などを作成しました。また、和紙を使った恵比須の張り子人形を作って、『ひぜん張り子』と名付けたり、恵比須巡りを楽しむグッズやお土産も充実しています。恵比須を生かしたまちづくりには、たいへん大きな可能性を感じますね」
     恵比須を生かしたまちづくりを推進し、佐賀の街を活性化させる。しかし、それが一過性の盛り上がりに終われば、本当の意味での街の活性化には繋がらない。村井さんは、これからのまちづくりのビジョンについて語ってくれた。
    「恵比須を縁として佐賀に来られた方にリピーターになってもらうためには、観光客が『来て、見て、食べて、泊まる』ことが必要です。そのためには、佐賀の郷土に根づいた地産地消の料理を食べられる店が中心市街地に必要ですし、街に滞在して楽しめるようなイベントも必要です。これまでも『佐賀城下ひなまつり』の際に『七福恵比須』という連動企画を行ったり、この夏、八戸町では『恵比須夏祭り 豆祇園』という祭りが行われました。この秋には四国八十八カ所巡りにちなんで『恵比須八十八カ所巡り』という企画もスタートします。観光客の方には恵比須様だけでなく、食やイベントを含めた佐賀の魅力も楽しんでもらいたいですね。
     また、恵比須を通したまちづくりを、若い世代に引き継ぐことも大切です。最近では小学校で『恵比須講座』が開かれたり、恵比須のお祭りに子供たちが参加したり、次代を担う子供たちが恵比須に親しむ機会が増えています。400年以上の歴史を持つ恵比須様の文化を後世に残すことが、私たちの使命だと感じています」









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