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佐賀大学 文化教育学部 講師 山津 幸司さん



プロフィール
 1972年、鳥栖市生まれ。鳥栖高校から神戸大学教育学部に進学し、卒業後は福岡大学大学院に進学。その後企業などとのプログラム開発や評価に従事し、より研究を深めるために九州大学大学院に入学、'06年に博士号を取得。その後は北海道の大学を経て、'08年に佐賀大学文化教育学部の講師に就任。
    「健康福祉学やスポーツ科学が世の中の役に立ち、その上できちんとビジネスとして成り立つ、その道筋を示したい」

     心臓病や動脈硬化との関連で注目されているメタボリックシンドローム、通称メタボ。その予防・改善のためには、食生活の改善とともに、継続した運動実践が重要になる。しかし、多忙で運動の時間がとれない、食事制限を継続できないなど、なかなか難しい現実もある。そんなメタボ予防・改善のための行動支援を目的としたシステムの開発が佐賀大学で進んでいる。その中心となっているのが、文化教育学部の山津幸司さんだ。山津さんは昨年メタボと糖尿病予防の教材となる冊子を作成。現在は携帯端末を利用した、より手軽に利用できるシステム開発も進めている。
    「運動は生活習慣病の予防や健康の保持増進に不可欠。そのことをただ伝え意識させるだけで行動に移せる人は多くありません。そこで現在注目を浴びているのが『行動科学』です。例えば、『いつでも歩けるように歩きやすい靴を履く』など、運動しやすくする刺激を増やす、あるいは運動後の『汗を流して気持ちいい』『運動して体重が減った』などのプラスの結果を強調する。それによって、『運動する』という行動を増やすことができます。効果的な健康支援の方法には対面での面接指導がありますが、それでも人によってはその効果が続きません。より効果を上げるためには、定期的に行動の結果を評価してモチベーションを維持させる必要があります。しかし、何度も対面で指導を行うのは、時間的にも費用的にも負担が大きくなります。そこで、冊子や携帯端末での、手軽で安価に受けられるサポートが大事になってくるんです。短時間で気軽に利用できるこのシステムは、忙しい毎日を送るみなさんにとっての、便利な健康支援ツールになると思っています」
     頭では理解していても、徹底して取り組むのは難しい健康管理。山津さんが開発しているシステムは、その効果的な手助けとなりそうだ。このシステムを今後どのように活用し、どのような展開を目指しているのか、山津さんは自分の中にあるビジョンを語ってくれた。
    「現在の日本で成功している健康ビジネスは、健康食品と健康機器くらいです。つまり、『モノの対価として得る』ビジネスだけなんです。しかし、肥満大国のアメリカでは減量教室や通信での減量サポートシステムなどのサービスで一千億円以上の利益を上げている企業もあるんです。日本でも『健康サービスの対価』で成り立つビジネスモデルを確立させたいと思っています。例えば一人の指導者が携帯端末を使って1万人の健康サポートをすれば、それだけでも十分に生計を立てることができるでしょう。佐賀大学にも健康福祉やスポーツ科学を学ぶ学生達がいますが、彼らが学んでいることが世の中の役に立ち、その上できちんとビジネスとして成り立つ、その道筋を示してあげたいですね」









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