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食の盆と蕎麦 与楽庵 代表 森山 昭二郎さん



プロフィール
 昭和28年福岡県飯塚市生まれ。築陽学園高校デザイン科を卒業後、アシスタントを経て福岡のデザイン会社に就職。24歳で独立し、友人達とデザイン事務所を立ち上げる。その後再びフリーとなり、39歳で自らデザイン会社を設立。その後会社を手放し、51歳の時に富士町に「与楽庵」をオープン、現在に至る。
 (問)食の盆と蕎麦 与楽庵 0952-51-7088
    「これからもお客さんとのふれあいを大切にしながら、田舎ならではの魅力を伝えていきたいですね」

     富士町から七山へと抜ける国道323号線沿いの集落内に、ひっそりと佇む蕎麦処がある。築150年の古民家を1年余りの時間をかけて再生させた、「食の盆と蕎麦 与楽庵」だ。黒く煤けた土間に足を踏み入れ、そっと居間の障子を開ける。その向こうに広がるのは、塗り壁の白、書の黒、そして柱や調度品のべんがら色と、三色が見事に調和した和の空間。そこで供されるのは、なめらかでのどごしの良い手打ちの蕎麦を中心に、地元の契約農家から仕入れた野菜を使った、目にも鮮やかな料理たち。山間の静かな環境と古民家の風情、そして素材を吟味した質の高い料理が評判を呼び、週末には県内外から多くの客が訪れている。この店で毎日蕎麦を打ち客をもてなすのは、かつて福岡でデザイン会社を経営していたご主人、森山昭二郎さん。自然豊かな環境と趣のある建物に惚れ込み、今から5年前に与楽庵をオープン。書家でもある奥様の祐子さんと、二人三脚で店を切り盛りしている。
    「田舎で何かをするのは、都会で同じようにするより何倍も大変です。都会の倍働いても、利益は半分も出ないかもしれない。しかし、田舎には都会にはない『本物』がある。空気も水も食事も、ここには本物がバランス良く揃っています。蕎麦はもちろん、建物の内装や調度品の配置など、私が『デザイン』して作り上げた空間を楽しんでほしいですね」
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     森山さんは昭和28年、福岡県飯塚市に生まれる。高校のデザイン科を卒業した後、デザイナーのアシスタント、福岡のデザイン会社を経て、24歳で友人達とデザイン事務所を設立し独立。さらにフリーの期間を経て、39歳で自らデザイン事務所を立ち上げた。順調に会社も大きくなっていったが、49歳の時、森山さんは周囲の反対を押し切り会社を手放すことを決意する。そして51歳の時に与楽庵をオープン、飲食店経営者として再びゼロからのスタートを切った。
    「福岡でデザイン会社を経営している時も、田舎が持つ本物の魅力を感じていましたし、これからは田舎がどんどん面白くなると思っていました。会社を手放すことに関してはもちろんみんなから反対されましたが、自分はやはりもう一度ゼロからスタートしたかった。ゼロから始めることで、これまでにない大きなエネルギーが自分の中から生まれると思ったんです。店の場所探しから改装、オープンまで本当に大変なことばかりでしたが、自分がやりたかったことですし、後悔は全くありません。良い水と空気が当たり前にある田舎の生活こそが、自分にとっては最高の幸せなんです」
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     与楽庵のオープンから5年、夫婦二人で切り盛りしてきた店も軌道に乗り、納屋をアートスペースとして改装するなど新たな試みも始まっている。しかし、森山さんが今も大切にしているのは、店を始めた当初とかわらない、温かいもてなしの心だ。
    「私達が大切にしているのは、『気配り、目配り、思いやり』。その3つが揃って初めて本当の『おもてなし』が出来ると思っています。だから決して無理をせず、二人でできる精一杯のおもてなしをしたい。そして、これからもお客さんとのふれあいを大切にしながら、田舎ならではの魅力を伝えていきたいですね」









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