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(株)武富組 専務取締役 溶岩窯工房 ポワッち 代表 武冨 一教さん



プロフィール
 昭和45年、牛津町生まれ。専門学校を卒業後、22歳で祖父が創業した株式会社武富組に就職。現場監督などを経て、30歳で専務に就任。新たなる事業展開として他業種への進出を計画し、今年4月、国道34号線沿いに「溶岩窯工房 ポワッち」をオープン。
    「私自身ベーカリーという空間が大好きなんです。ここを、今まで以上にお客様が気持ちよく過ごせる空間にしたいと思っています」

     青く澄み渡った冬空に映える、緑の芝生とベージュ色の外壁。交通量の多い国道34号線沿いにありながらも、まるでリゾート地を思わせるこの優雅な空間は、今年4月にオープンした「溶岩窯工房 ポワッち」。佐賀では珍しい溶岩窯で焼いたパンは、遠赤外線効果で中はしっとり、外はカリッと程よい食感に焼き上がる。天気の良い日には、芝生に面したテラスでパンを片手に談笑する姿が見られたりと、パン好きの間ではすでに評判となっているベーカリーだ。

     「ポワッち」の代表を務める武冨一教さんは、去年まで株式会社武富組の専務取締役として、土木・建設業に従事していた。しかし、世界的な不況は県内の建設業界にも深刻な影響を与え、業界全体には長らく冬の時代が続いていた。先の見えない状況を打破するため、武冨さんは全くの異業種であるベーカリー経営に活路を見いだした。
    「ここ2〜3年は本業の土木・建設業の売り上げも右肩下がりで、やむを得ずリストラを断行したこと等もあり、社内は暗く活気のない状態でした。この状況を打破し社内に活気を取り戻すためには、従来の業務だけではなく、何か新しいことに挑戦すべきだと考えました。その新規事業のひとつとして企画したのが、今回のベーカリーだったんです。私自身子供の頃からベーカリーの雰囲気が好きで、たくさんのパンが並んでいるのを見るだけでワクワクしてたのを覚えています。そしてもうひとつ、牛津でもこの辺りは車で通り過ぎるだけの人が多く、わざわざ足を止める人は多くありませんでした。目を引く外観のベーカリーを建てることでお客様を引きつけ、町内に人を呼び込むことで、この町自体にも活気を与えられると思ったんです」
     新規事業展開の計画が立ち上がってから「ポワっち」のオープンまで約2年、準備期間としては十分とは言えず、その上ベーカリー経営には全くの門外漢だったこともあり、当初はその成功を訝る声もあったと言う。建設業とは違い、明確なマニュアルのない個人客への接客の難しさに戸惑うこともあった。しかし、オープンから半年が経ち、スタッフの接客スキルやパンのクオリティも確実に向上。溶岩窯で焼き上げたパンの豊かな味わいや続々登場する新商品、芝生に面したテラスをはじめとしたイートインスペースの充実等が評判を呼び、「ポワッち」は多くのファンを持つ人気のベーカリーへと成長した。

     次々と焼き上がるパンを求めて、多くの客で賑わいを見せる店内。焼きたてのパンをテラスでおいしそうにほおばる人々を笑顔で見つめながら、武冨さんはもう一度気を引き締め直す。
    「オープン当初は不慣れな接客やパンの焼き上げが間に合わなかったりと、お客様にご迷惑をかけることもありました。オープンから半年が経ちましたが、ようやくスタートラインに立てた、という状況だと思っています。私自身ベーカリーという空間が大好きですし、今後、さらに心のこもった接客を心がけ、より魅力あるパンの開発にも力を入れて、今まで以上にお客様が気持ちよく過ごせる空間にしたいと思っています」









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