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佐賀熱気球パイロット協会 副会長 増本 嘉浩さん
    「競技として世界を目指して戦うのはもちろんですが、自分をこれほどまでに虜にした熱気球の魅力をみなさんに伝えることで、熱気球のファンを増やしていければと思っています」

      去る6月6日から14日まで、イタリア北西部のピエモンテ州トリノをメイン会場に行われたスカイスポーツの祭典「ワールドエアゲームス(WAG)」。「空のオリンピック」とも呼ばれる世界最高峰の大会で、その中でも人気が高い熱気球部門には、日本からも3名の選手が出場した。その中の一人が、2007年の日本選手権を制した佐賀在住のバルーニスト・増本嘉浩さん。増本さんはバルーンクラブ「風翔軍」に所属し、佐賀熱気球パイロット協会の副会長も務めている。
    「熱気球部門はトリノから南へ70qほど離れたモンドヴィという小さな街で行われました。モンドヴィという街は麦畑が一面に広がっていて、その上カチガラスまで飛んでいるし、本当に佐賀の風景にそっくりなんですよ。佐賀に似た美しい街でカチガラスの声を聞きながら、リラックスして競技に臨むことができました。WAGは世界トップレベルの選手達が集まる大会で、結果として上位には入れなかったのですが、信頼できるスタッフといっしょに飛んでいる時はとても楽しく、『次の大会も必ず出たい』と強く思いました。一昨年に日本チャンピオンになって以来目標を見失いかけていた自分にとって、また新たな目標が生まれた大会でしたね。自分の競技人生の中でも、大きな意義をもつ9日間だったと思います」
     増本さんと熱気球との出会いは高校時代に遡る。たまたま見に行った佐賀インターナショナルバルーンフェスタで熱気球の魅力にとりつかれた増本さんは、熱気球への熱い思いを胸に、熱気球サークルのある佐賀大学へ進学した。
    「高校時代、周りのみんなはしっかりとした目的意識を持って勉強に励んでいましたが、私は確固たる将来の目標を持てずにいました。そんな悶々とした日々の中、たまたまバルーンフェスタを見に行く機会があり、そこで目にした熱気球の美しさと迫力に圧倒され、選手達の素晴らしい技術と最後まで諦めない姿に感動したんです。それからは、熱気球ができる大学へ進学することが、当面の目標になりましたね。そして念願かなって熱気球サークルのある佐賀大学に進学して、大学時代は勉強よりも熱気球一筋の生活でした。氷点下の気温の中、時速230qでドイツ〜イタリア間のアルプス山脈を気球で越えたことが一番の思い出です」
     世界有数の熱気球大会である「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、今年で30周年を迎える。この大会がきっかけで熱気球の世界に足を踏み入れた増本さんにとっても、やはりバルーンフェスタには特別な思いがあるようだ。
    「バルーンフェスタの期間中は、佐賀の人々が笑顔で気球を見上げてくれて、その笑顔を見ると自分もすごく嬉しくなるんです。熱気球を始めたきっかけは『レースをしたい』という思いだったんですが、最近では、みなさんが笑顔になって喜んでくれるのを見るのが楽しみになりました。次のWAGに出場するためにも今回のバルーンフェスタは大切な大会なので、今から気持ちが盛り上がってワクワクしてます。これからは、競技として世界を目指して戦うのはもちろんですが、自分をこれほどまでに虜にした熱気球の魅力をみなさんに伝えることで、熱気球のファンを増やしていければと思っています」










プロフィール
 昭和49年、佐賀市生まれ。高校時代に佐賀インターナショナルバルーンフェスタを見たことがきっかけで熱気球の魅力にとりつかれ、熱気球サークル(現熱気球部)のある佐賀大学へ進学。卒業後は佐賀市職員として働きつつ熱気球にも精力的に取り組み、佐賀熱気球パイロット協会の副会長も務める。2007年の日本選手権で優勝し、今年6月にイタリア・トリノで行われたWAGにも日本代表として出場した。
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