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株式会社 さが・夢・維新会 代表取締役 藤瀬 仁郎さん
    「安全・安心でおいしい県産の農産物を手軽に味わってもらいたい。それが『地域の食材を地域の調理法で味わう』というスローフードの魅力のひとつでもあるんです」

      今年3月、佐賀城本丸歴史館そばにオープンした「さがレトロ館」。店内には“スローフード”をテーマに、県産素材を中心とした料理を提供するレストランやカフェバー、県産米粉を使ったパンを販売するベーカリー、こだわりの農産物を扱う物産コーナーなどが設けられ、休日には県内外から多くの観光客が訪れる人気スポットとなっている。
      その名の通りクラシカルでレトロ感あふれる建物は、もともと明治20年に警察部庁舎として建てられたもの。その建物を民間のノウハウを利用して再活用しようと、建物を所有する県は昨年より出店者を公募した。その結果選ばれたのが、日本人で初めて「食のノーベル賞」と言われるスローフード・アワードを受賞した武富勝彦さんを中心として結成された「さが・夢・維新会」だった。スローフードの普及推進に奔走する武富さんに代わり、現在「株式会社さが・夢・維新会」代表取締役として佐賀レトロ館の経営を担うのは、自治体出身の藤瀬仁郎さんだ。
    「さがレトロ館のテーマは、『メイド・イン・佐賀の料理をおいしく提供し、スローフードを手軽に体験してもらう』ということ。豊かな自然風土に恵まれた佐賀は農業が盛んで、『サラダボウル』と例えられるほど様々な農産物が県内で手に入ります。そんな安全・安心でおいしい県産の農産物を手軽に味わってもらいたい。それが『地域の食材を地域の調理法で味わう』というスローフードの魅力のひとつでもあるんです」
      藤瀬さんは江北町の出身。江北町役場で農業・土木関係の業務を中心に従事し、産業課長として異動した'03年に、スローフード・アワードを受賞したばかりの武富さんと出会う。武富さんの「農業を通じて佐賀の情報を発信し、佐賀を活性化させたい」という思いに感化された藤瀬さんは、志を同じくする仲間達とともにその方法を日々模索していた。そんな折、県が明治期に建てられた元警察庁舎の出店者を公募しているというニュースが舞い込む。それを知った仲間達は、スローフードレストランとしての利用を構想し、「さが・夢・維新会」を結成。県産食材にこだわった料理等のコンセプトが評価され、建物の再生は彼らの手に委ねられることとなった。
    「今回のレトロ館のオープンは、『佐賀城下再生百年構想』に基づく賑わい創出プロジェクトの第一弾。しかし、佐賀の街に賑わいを取り戻すためには、地域の人々を集めるだけではなく、福岡など他県の人々に佐賀に来ていただく必要があります。そのためには、レトロ館の『メイド・イン・佐賀の安全・安心な料理をおいしく提供する』というコンセプトを守りつつ、県外へのPRをさらに推進することが重要ですね。それと同時に、佐賀城本丸歴史館や徴古館、大隈記念館といった市内の代表的な観光スポットと連携して、観光客の満足度が向上するような取り組みを行う必要もあります。また、今後はネット販売などを通じて、こだわりを持った佐賀の生産者と全国の消費者をつなげていく役割も担っていきたい。やりたいことはたくさんあるのですが、そのためにも、『さがレトロ館』が持つブランド力をもっと高めていきたいですね」









プロフィール
 昭和25年、江北町生まれ。江北町役場で農業・土木部門を主に担当し、産業課に異動となった平成15年、前年にスローフード・アワードを受賞した武富勝彦さんと出会う。武富さんを中心に結成された「さが・夢・維新会」による元警察部庁舎再活用案が県に採用されると、昨年12月に役場を早期退職し、今年2月に「株式会社 さが・夢・維新会」代表取締役に就任。今年3月、佐賀市城内に「さがレトロ館」をオープン。
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