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No.162


Profile

昭和19年、佐賀市生まれ。地元の学校を卒業し、エンジニアとして活躍。在職中の昭和56年にUターンし、定年まで勤め上げる。その後、体にいい食材や水の研究を独自に行い、熊の川の水と出会う。そして平成14年5月、自然食と温泉の宿「夢千鳥」をオープンさせた。


若者たちへの
メッセージ

病気というものは口から入る物を変えるだけで退治することができます。お母さんが体にいいものを口にしていると赤ちゃんにとってもいい。生まれてきた子供に何を食べさせるかということを意識し、我が家から実践していきましょう。


夢千鳥代表

古賀勝征 さん

人に良い事と書いて食事、人に良い物と書いて食物、
本当にいいものを見る目を養って実践していけたらいいですね。

 佐賀市富士町・熊の川温泉は、市街地から20分ほどで行ける名湯。この「湯」に惚れ込んで中心地から移り住み旅館を営むのが今回紹介する古賀さんだ。古賀さんを語るには、前職のことに触れないわけにはいかない。 「私はね、元々は技術屋なんです。公衆電話知ってるでしょ。あれを全国に設置できるようにするための、電話の機械を作るエンジニア。電話番号の並びで全てがわかるんですよ。例えばね…」 と身を乗り出して説明してくれる。

 このとおり、大変ユニークな経歴の持ち主なのだ。昭和39年から56年までは東京暮らし。時は高度成長期の真っ只中に、通信技術の最先端を突っ走り、仕事がどんどん楽しくなっていった。出張も多く、全国至る所を駆け回った。そして、昭和56年3月に故郷佐賀にUターンした。慣れ親しんだ町での暮らしにほっとしたのも束の間、翌年留守の多い古賀さんを陰で支え、家を守ってきた大切な奥さんが、胃を全摘するほどの大病を患ってしまった。 「正直、目の前が真っ暗になりました。彼女がいてくれたから私は、仕事が一生懸命できるでしょ。だけど、奥さんが病気になったら、家庭はどうなります?私が仕事を辞めたら家族は喰っていけないし、仕事を続けるためにも元気になってもらいたい。どうしようかと考えた結果、一つの結論が見えました」。

 それは、奥さんを始め家族が健康に暮らせる環境をつくること。簡単で当たり前のようだが、これがなかなか難しい。野菜や米を例にとっても、農薬が散布されているものから無農薬のものまで多種多様。水においても然り。体に悪い水、いい水が氾濫しているのが現状だ。 「そこで、自分が技術者でよかったなと思うのは、『体にいいらしい』という噂や憶測ではなく、きちんと自分の出したデータや結果がいいものを取り入れるようにしたことです。例えば水が1から100まであるとしたら、本当は一番いいものを口にした方がいいけど、100番目のものを口にしないような知識を身につけたら、100番目じゃないぶん体にはいいんですよ」。

 米や野菜、調味料なども色々調べて体に少しでもいいものを取り入れ、水に関する研究もずっと続けていた。そして、とうとう古賀さんが認める水に出会ったのだ。 「随分長い道のりでした。熊の川の水にはラドン成分が多量に含まれていて体にものすごくいいんですよ」。

 そこで、空きになっていた保養所を買った。湯を汲み、お湯に浸かり、佐賀の自宅にに戻るという生活を送っていたところ、宿を運営しないと温泉の供給ができないと湯をストップされた。せっかく出会えた水と別れてなるものかと一念発起発起した古賀さんは、なんと本当に宿をオープンさせた。こうして、家族の健康を気遣う気持ちからスタートした夢千鳥はオープン以来、豆腐を中心にした自然食とお風呂が人気を呼んでいる。喫茶室でのお客さんとのおしゃべりも、健康に関する話題がほとんど。 「これからも、健康をテーマに一人でも多くの人達に、安全な食べ物、水を提供していきたい。そして、自分の知りうる限りの情報を発信してあげたいです」。

※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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