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No.155


Profile

昭和21年鹿島市生まれ。幼少時より映画に興味を持つ。昭和50年代頃より映画好きの仲間たちと上映イベントなどを開催。「シネアスト佐賀」の活動を経て平成元年、映画上映サークル「チネチッタ」発足。佐賀の映画館で上映されない作品を中心に上映イベントを続ける。2004年12月に150回公演を記録。


若者たちへの
メッセージ

若い映画ファンの方で興味がある方がいたら、チネチッタの活動に参加してもらえたら嬉しいですね。映画を観るのと上映するのは全く違うものですが、映画が好きな方だったら上映する楽しみも大きいと思います。映画好き同士で集まって、ファンならではの喜びを共有しましょう。


映画上映サークル 「チネチッタ」主宰

中溝 好生 さん

映画を見ることもですが
佐賀で上映しない映画を
佐賀の皆さんに見てもらうことが
好きで楽しみですね

 全国上映されるロードショー系の映画館でなく、単館上映するいわゆる「ミニシアター」が現在佐賀にはない。それだけに、主に単館系の映画をセレクトして上映イベントを行なう団体「チネチッタ」の存在は、佐賀の映画ファンには嬉しくありがたい限りだ。今回はその主宰・中溝好生さんにお会いした。

 中溝さんが映画に出会い、魅せられたのは佐賀市に住んでいた小学生の頃。

 「東映が全盛の頃でしたね。時代劇をよく観ていました」。

 中学、高校時代も映画館に通い続ける日々を送る。

 「どんな映画が好きというよりも、映画そのものですね。映画の影響も大きく受けました」。

 東京で就職、その後佐賀に戻った中溝さんの周囲には、同じく映画を愛する仲間が自然と集まり始める。やがて観るだけでなく、上映活動へ。

 「よく覚えているのは“ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!”を上映したことです。ちょうどジョン・レノンが亡くなったのと時期が重なって、大きな反響がありましたね。入りきれないくらいのお客さんが来られました」。

 その後昭和59年に上映サークル「シネアスト佐賀」発足。上映イベントのほか古湯映画祭の立ち上げなどにも携わる。そして平成元年に現在の「チネチッタ」を始めた。

 「シネアスト佐賀の頃から、経済面などではかなり厳しかったんです。それでもチネチッタを始めようと思ったのは、一緒にやる仲間がいたからですね。チネチッタも17年続ける中で、経済的に難しい時期もありました。続けて来られたのはメンバーの頑張りがあったからです」。

 決して自らの功績をひけらかさない謙虚な中溝さんだが、人口の多くない佐賀で、商業ベースでない映画を上映し広め続けてきたのは並々ならぬ努力の賜物だろう。現在の登録会員数は約750人。県外から訪れる観客もいる。昨年12月には公演150回目を記録し、“ローマの休日”の記念上映会を行なった。

 「毎回、その場限りでやってきた感じで(笑)。それでも150回というのは感慨がありますね。映画が好きなのはもちろんですが、佐賀の映画館で上映されない映画を佐賀に持ってくる。それを佐賀の皆さんに観てもらって、佐賀での映画の幅を広げる。それが楽しみでここまで続けてきました。これからもその喜びを感じながら、メンバーと一緒にやっていきたいですね」。



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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