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No.154


Profile

昭和7年福岡県生まれ。夫栄氏死去の後を受け昭和63年に(株)村岡屋社長に就任。佐賀の歴史、文化、観光などの振興活動に携わる。現在、佐賀商工会議所女性会会長、協同組合クレオパーク鍋島理事長、佐賀市国際交流協会副会長など諸団体の主要役職を務める。


若者たちへの
メッセージ

若い方には、自分を大切にしながら成長してほしいですね。何にでも興味を持って今を楽しめば、もっと一人一人の個性が出るし、自分が見つけられると思います。それが何よりの成長につながると思いますよ。


菓子舗 村岡屋 代表取締役社長

村岡 央麻 さん

歴史的、文化的に
古くから恵まれた佐賀
この町の魅力に、私たち自身が
もっと気づくことが大切です

 佐賀を代表する菓子店「村岡屋」の社長を務めるかたわら、地元の文化振興のためのさまざまな活動にも駆け回る村岡央麻さん。多忙を極める生活だが、その目は実に生き生きと輝いている。

 「佐賀は世界に誇れる歴史や文化を持っている」。

 「城下町・佐賀には、お菓子の文化が発達する要素が昔から多くありました。長崎街道はシュガーロードとも呼ばれる砂糖の通り道でしたし、佐賀産の餅米は今でも全国的に評価が高いんです」。

 恵まれた地の利を生かし菓子づくりに携わりながら、佐賀の歴史とお菓子との関わりについて考え続ける。「佐賀の歴史に触れることができるようなお菓子を作りたい」。

 さが錦、鍋島さま、徐福さん、街角えびす…なるほど、お菓子のネーミングを見ても佐賀ならではのものが並ぶ。

 「例えば“徐福さん”を食べながらふと、佐賀に言い伝えられている徐福さんの歴史に興味を持ったり。お菓子が、佐賀の歴史や伝統に気づくきっかけになればと思うんです」。

 現在、佐賀県徐福会副会長、恵比須DEまちづくりネットワーク代表など、いくつもの文化団体で主要な地位を務める村岡さん。菓子店社長業と文化的活動は村岡さんの中では別個のものではなく、「佐賀の歴史や伝統を知る」という点でつながっているようだ。

 「佐賀の徐福伝説は、中国からも要人が訪れるほど注目を集めています。また街角の恵比須像は、現在佐賀市内で四百体以上、県内では八百体以上数えられています。これだけの数は日本中どこにもありません。昔の佐賀と言えば葉隠、武士道ですが、それとともに町人文化も栄えていたことの証でしょうね」。

 この恵まれた地域性に、われわれ佐賀県民がもっと意識、関心を持つことが佐賀の発展につながると村岡さんは語る。

 「佐賀の歴史的背景を認識することで、自分たちの町の魅力がもっとわかる。自分達の町を誇りに思える。それが今とても大切なことだと思います。商業的には福岡を超えられないとしても、観光では逆に県外の人を呼ぶことができるんです。そのためには、私たち自身が今以上に佐賀に目を向けることが必要。歴史があり、産物に恵まれた人間性豊かなこの佐賀に、もっと興味を抱きながら暮らしていきたいですね」。



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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