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No.134


Profile

昭和33年8月、鹿島市生まれ。鹿島高校卒。大学に入学するも束の間、政治の道を目指し、昭和50年に自民党代議士の秘書に。4年後帰郷し、父親の事業の片腕となるべく東亜産業鰍ノ入社。昭和59年、地元のむらおこしグループ、フォーラム鹿島のメンバーとして、第1回ガタリンピックの広報を担当。その後も、機会ある毎に、地元活性化のために力を尽くしている。また、NBCラジオ佐賀のコメンテーター、本誌TJさがのコラムニストとしても活動中。


佐賀の若者たちへの
メッセージ

「笑顔を出せ! 腹の底から笑いなさい。
マニュアル人間になるな!
佐賀県を外から見る人間に!
この3つを持っていれば、間違いない」


PAX TOA 代表取締役社長

藤 雅仁 さん

政治に関心のない人が多すぎる。
子どもや孫が生きる時代を思うと、「これでいいのか!」って、
自ずと考えてしまうことばかりなのに…。
民間の立場だからこそ、言えること、できることがある。
だから私は、立ち上がりますよ。
自信と誇りを持っています。

 本誌掲載中のコラム『かちがらすの毒舌三昧』や『赤ヒゲ先生の今月の運勢』を担当している藤雅仁さん。辛口ながらもおもしろおかしく、そして常に一本筋の通ったその内容を、毎号楽しみにしてくれている読者も多いことだろう。

 コラムニストでありながら、占いもやってこなす藤さんの正体は、佐賀市内にある会社の副社長と鹿島市内にある系列会社の社長を兼任する企業人。付け加えると、全国的にも名が知れるようになった鹿島市のイベント、“ガタリンピック”を立ち上げた1人。さらに、当時の広報活動での饒舌ぶりが評価されたのをきっかけに、NBCラジオ佐賀で、コメンテーターや通信員としても活動している。

 鹿島生まれの鹿島育ち。中学の頃は、“将来は新聞記者になり、社会の内面を知った上で政治家の道へ。そして、還暦を過ぎた後は外国の島で優雅に暮らしたい”そんなビッグな(!?)夢を持っていたと言う。

「今の若い人たちはあまりいいイメージを持っていないかもしれませんが、当時の政治をものすごい勢いで押し進めていた田中角栄氏や、外国のチャーチル、ケネディなどにあこがれてましたね」。

 一浪して東京の大学へ入るものの、政治家を目指したいという思いが強くなり、すぐに自主退学して代議士の門をたたく。その後、4年間の秘書生活を経て、故郷へと戻ってきたのが昭和54年のことだった。

 「波に乗っていた父の会社を手伝うためという理由もありましたが、一番の理由は、先生と政治的考えに相違が出てきてしまったから。秘書の仕事は、先生と違う意見を持ってできるものではありませんからね」。

 佐賀に帰ってきて、父親の下で働き始めてからも、政治家への道はそう簡単に諦められるものではない。前述のガタリンピック開催など、地元鹿島のむらおこしの一躍を担いながら、平成11年には佐賀県会議員に立候補。惜しくも当選ならなかったが、この結果が、藤さんを新たな行動へと移すことにもなった。

 「思えば、政治家は中学時代からの夢でもあり、私自身“願いはやり通せば必ずかなう”というのが座右の銘でもあるのですが、こればかりは“向いていないんじゃないか”って思うようになりました。でも、日本人である以上、親である以上、今の政治を野放しにすることはあってはならない。政治は、国民のためのものであって、決して政治家のためのものではないんですから。だから、これから、民間人として今の政治に立ち向かうんです。民間人だからこそ、言えることがある、できることがある。ちょうど今月、『国会議員をリコールできる市民法を作ろう会(仮)』を立ち上げました。最終的に、民間人の気持ちを持ったままの政治家が残ってくれれば。そう願っています」。

 江藤新平、大隈重信など、歴史に残る政治家を輩出してきた佐賀。そんな先人に胸を張れる政治社会を作りたいと言う藤さん。外国の島で優雅に暮らすまで、予定では後12年。その頃、藤さんの思い描く政治が日本にできているかどうか。それは、藤さんらの活動とともに、今後の私たち一人ひとりの意識にかかっているのかもしれない。



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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