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No.130


Profile

昭和36年8月、唐津市生まれ。厳木高校卒業後、家業を継ぐため、柳川・梅花堂越山で菓子職人の勉強を始める。2年後、実家に戻り、島田菓子店の3代目として、初代に手ほどきを受ける。現在、受け継がれた和菓子の製造・販売の他、平成10年から、手焼きせんべいの製造も開始。


佐賀の若者たちへの
メッセージ

「自分自身が日頃から気を付けている事でもありますが、忘れてはいけないのが、生きて、日常が送れることに“感謝する心”。これを忘れたら、災いがないことが当たり前になり、ちょっとしたことで我が出てしまう。五体満足で勉強ができる、仕事ができることに感謝して、毎日を送って欲しいですね。」


―DATA―

住所:唐津市平野町1594-1
電話:0955-72-2966
営業:8:00〜19:00
定休日:不定休

島田菓子店3代目

島田 大嗣 さん

仕事熱心というわけじゃないんです。
でも、初代から受け継がれた和菓子と、
70数年の歴史ある手焼きせんべい。
この味と技術は廃れさせたくない。
生涯、この手で作っていきたいですね。

 70年以上前から松尾さんの手によって焼き続けられてきた手焼きせんべい。唐津はもちろん、全国にも、数少なくなってきているこの技術を、廃らせたくない。そんな思いも手伝って、せんべいの技術を教えてもらいたいと、申し出た。これは、松尾さんにとっても、願ってもない話。これまで使っていた道具が全て島田菓子店へ運ばれ、2年がかりで技術がたたき込まれたと言う。

 「せんべいを焼くって、見るのとやるのじゃ大違い。手際が悪くて、初めはよく焦がしていました。時間がかかるからと、火を弱くして焼いていると『そんな火でせんべいができるか』って怒鳴られて。分量も焼き方も、これまた“感覚”重視で、まさに祖父の再来でしたね」。

 そして今、島田菓子店の店頭には、和菓子とともに『手焼きせんべい』が並んでいる。松尾さんも、しょっちゅう来ては、せんべいを焼いている島田さんを見て喜んでくれると言う。

 「和菓子とせんべいの両立は結構大変。でも、体の許す限り、できれば100歳まで、生涯現役でお菓子を作り続けていきたい」。そう言い切る島田さんの心には、戦中戦後を生き抜いた2人の菓子職人の魂がしっかと刻まれているに違いない。



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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