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No.127


Profile

1943年、札幌市出身。小さい頃からウインタースポーツに慣れ親しみ、アルペンスキー選手とし、全国トップ10に入る好成績を残す。日本体育大学卒業後、横浜高校の体育教諭を務め、リゾートの勉強のためアメリカへ留学。平成元年、株式会社天山ハイランドサガ社長に就任するとともに、財団法人全日本スキー連盟理事を務める。


佐賀の若者たちへの
メッセージ

「社会人になるとき、やれることではなく、やりたいこと、好きなことを探すこと。好きなことが仕事だと、いつまでも頑張ることができるから。」


(株)天山リゾート 代表取締役社長

佐々木 峻 さん

今まで、寒いところにばっかりいたから、
隠居したら、あったかいところで過ごすのが夢。
例えばタイとかバンコクとかね。

 佐賀の冬場の行楽スポットと言えば、やはり天山スキー場。平成元年にオープンして以来、佐賀はもちろん、九州全域から若者たちがウインタースポーツを楽しみに、天山へと足を運んでいる。

 この施設・天山リゾートの社長をしているのが、佐々木峻さん。元アルペンスキー選手で、全日本スキー連盟理事、スノーボード部部長。長野五輪、ソルトレイク五輪では監督という大任を見事務めあげた人物だ。

 「好きなことを仕事にすることができることほど幸せなことはありません。好きだったから、ここまでやってこれたのだと思います」と言う本人のコメントの通り、佐々木さんの人生は、終始、白銀に包まれていたと言っても過言ではない。

 札幌で生まれ、スキーぐつに足を通したのは、3歳の頃。以来、北海道でスキー三昧の日々を過ごしてきた。日本体育大学を卒業後、高校の体育教諭、野球部部長に6年、その後、リゾート開発の勉強をして、昭和50年に白馬にスキー場を開いたのを始まりに、北海道や長野など、これまで数カ所のスキー場開発に取り組んでいる。天山スキー場に至っては、ヘリコプターでじっくりと山を観察し、自らコースやリフトの位置を設計したと言う。

 「日本全体に言えることなのですが、九州は中でも気温が高くて、雪質的にはどうしてもいいとは言えません。でも、スノーボードは板の幅が広いので、そんな雪質にも適しているんです。最近、スキーよりスノボをする人が増えていますが、そういう意味では、九州ってスノボにふさわしい気候なんですよね。練習が出来る期間が長い分、ウインタースポーツは、どうしても雪国に軍配があがってしまいますが、ことスノーボードに関しては、スピードの必要性もあまりないし、キャリアが短くても素質のある人はどんどん伸びるチャンスがあると思います。来年あたりには、スノーボードのハーフパイプ専用のコースをつくる計画もありますので、是非遊びに来てもらいたいですね」。

 天山スキー場を開設して以来、家族を鎌倉に残し、単身赴任の生活。しかも、前述の役職柄、全国はもちろん、海外に行く機会も多く、多忙な毎日。

 そんな佐々木さんの今の密かな夢は、隠居して、温かい国で暮らすこと。大会などで知り合い、親しくなったタイやバンコクの友人たちと、ゴルフなんかして、ゆったりとした日々を過ごしたい、と笑う。

 「天山スキー場は、全くの民間経営ですが、私自身は、常々地元と密着した形でやっていきたいと思っています。今も、100人いる従業員のうちの7割近くは、地元の農家の方たちなんです。今後も、地元の人たちにもっと、スキー場のこと、ウインタースポーツのことを知ってもらい、助け合っていきたい。そして、このスキー場がいろんな意味で安定したら、私は『いざ、南の国へ!』ですかね」(笑)



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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