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No.122


Profile

1949年、佐賀市生まれ。幼い頃から歴史に興味を持ち、平成元年、吉野ヶ里保存協力会に入会。吉野ヶ里遺跡公園で、園内の案内役として活躍する。平成13年、同会解散後、神埼町役場の観光課で観光文化案内人として、観光客のお世話をするように。独自で研究した知識と、真心こめた案内ぶりが評判を得ている。


佐賀の人たちへの
メッセージ

「佐賀の人たちって、身近にあるからか、なかなか神埼町の観光ってされていないんですよね。でも、地元だからこそ、この町の魅力を知ってもらいたい。いつでも私が案内しますので、是非一度お越し下さい。」


神埼町役場観光文化案内人

執行 真知子 さん

神埼のことを知ってもらえること、そして何より、
神埼でいい思い出を作ってもらえれば、
それだけでうれしいんです。

 吉野ヶ里遺跡をはじめ、九年庵や水車の里など多くの名所に恵まれた神埼町。この町で“観光文化案内人”として、観光に訪れた人たちをより充実した旅へと導いているのが、執行真知子さんだ。

 現在の所属は、同町役場の商工観光課。2年前までは、吉野ヶ里保存協力会で、吉野ヶ里歴史公園の案内役を務めていた。

 「幼い頃から歴史や遺跡にはすごく興味を持っていました。神埼の名所について本格的に勉強を始めたのは子供のPTAの役員として広報を担当したのがきっかけ。知れば知るほど、その歴史の深さに魅了されて、保存協力会に入ってからは、独学ではありましたが、ますますその勉強にも熱が入りましたね。」

 吉野ヶ里をについての関係資料を読みあさり、弥生時代はもちろん、その後の動向や衰勢についても研究を重ねた。同協力会解散後、商工観光課に配属されてからは、観光課の日常の業務の合間に、九年庵や仁比山神社など、町の名所をあらゆる方向から調べ、その全ての知識を、お客さんへの案内の際に役立ててきた。

 「私の案内には、ルールというか、決まりが全然といっていい程ないんです。お客さんと話しているうちに、頭に出てきたことをそのまま話してしまうから(笑)。だから、お客さんによって話す内容も変わってきます。」

 執行さんが案内をする時に大切にしているのは、お客さんにその内容を覚えてもらうことではない。もちろん、歴史に興味をもってもらい、知識として頭に残してくれることはうれしいが、何より、“何か楽しい話が聞けたな”“おもしろかったな”といった、旅のいい思い出の1つになってくれることが喜びなのだと言う。

 そんな執行さんの思いが観光客の方にも届くのか、これまで案内したお客から、お礼の手紙やハガキが届くこともしばしば。そして、そんなお客さんが、別の人を連れて『また、案内してください』と言って来てくれたりすると、それこそ『案内人冥利に尽きる』というわけだ。

 “たくさんの人が神埼でいい思い出を作る”そのサポートをする仕事を誇りに思うと執行さん。その根底には、神埼・吉野ヶ里に対する自らの愛郷心がしっかりと伺える。

「南西の風を受け、川のせせらぎを聞きながらそっと目を閉じると、弥生の人々が海をわたってこの地に下りてきている姿が浮かんで来るんです。2000年という長い時を経ながらも、弥生の人たちとの一体感を感じる。弥生時代から今日まで、たくさんの人が一生懸命生きてきたからこそ今の私たちがいる。そう思うと、この神埼の地にいることがとてもありがたく、神秘的な気持ちにさえなるんです。」



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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