「タウン情報さが」トップへ 株式会社西日本情報センター
849-0928
佐賀県佐賀市若楠3-1-15
TEL 0952-33-3155
FAX 0952-33-3166
月刊タウン情報さが
tjsaga.co.jp を検索 WWW を検索
トップ>佐賀の人
No.001〜050のリストへ   No.051〜100のリストへ   No.101〜150のリストへ   No.151〜のリストへ

No.102


Profile

昭和24年、小城町砂田生まれ。小城高校卒業後、小城町役場に就職。昭和63年、隣県の太鼓の演技に魅せられ、地元小城に太鼓の会を発起。青年団等の協力のもと、平成元年に小城太鼓を発足。平成八年に子供太鼓『小天狗』、同十年には『小天狗2』を結成。現在、自らも太鼓を楽しむ他、指導育成にもあたる。今年三月、小天狗が県予選を勝ち抜き、総務大臣杯全国和太鼓ジュニアコンクールに出場予定。


会員募集の
お知らせ

募集内容:18歳から30歳までの太鼓の好きな方。性別、音楽経験の有無は問いません。
練習日:毎週月・土曜午後8時より10時まで
練習場所:川内分校または小城町中央公民館
問い合わせ先:小城町176-20 小城中央公民館内
(TEL:0952-73-3215)


小城太鼓代表

御厨 正孝 さん

小城の風景や歴史が 詰まっているんです

 九州の小京都とも言われる清流と緑の郷・小城に新しい文化芸能が生まれている。華麗な舞いと勇壮な響きで郷土の心を伝える『小城太鼓』だ。平成元年に発足した社会人チームに加え、最近では子供太鼓「小天狗」の活躍も盛んで、今年三月には県を代表して総務大臣杯全国和太鼓ジュニアコンクールに二度目の出場を予定している。

 「大人も子供も、チームワークと愛郷心だけはどこにも負けないですよ」と語るのは、小城太鼓を発足し、現在代表人を務める御厨正孝さん。小城町役場の観光課長だ。御厨さんと太鼓の出会いは今から十三年前にさかのぼる。「仕事の関係で九州各県の人々が一同に会し、各県の出し物を披露する機会があったんです。私はこれといって思い浮かばずに佐賀にわかを演じたのですが、長崎の方が裸で太鼓を披露してくれまして。それを聞いて、心に響く太鼓の音色に胸打たれたんです。小城でも太鼓をやりたい!って強く思いました。」

 御厨さんの発案は青年団の賛同を得て、すぐに行動に移された。経験者十二名が参加し、古タイヤを並べての練習からのスタート。指導には、伊万里太鼓のメンバーが協力してくれた。半年後には町をはじめ小城ロータリークラブなどから支援を受け、和太鼓を導入。オリジナル曲の制作にもとりかかった。

 「楽譜は書けませんから専門家にお願いしましたが、曲はみんなで討論しながら考えました。小城をもっと多くの人たちに知ってもらおうと、歴史や文化を背景にした曲、そして螢や桜、梅といった小城に今なお残る美しい自然をテーマにしたものなどです。一曲一曲に個性があり、愛着の湧くものばかりです。」

 平成四年からは女性もメンバーに加入。現在、入れ替わりはあったものの当初からのメンバー七人を含む会員十四名で構成。練習がある日は、夜中までできるようにと川内分校を借りて熱心に太鼓をたたいている。

 「これまで、会員同士の前向きな意見交換はあっても、衝突したことは一度もありません。心から気の合う仲間なんです。太鼓は気(呼吸)が合わなければ乱れてしまいますからね。」

 また、平成八年からスタートした子供太鼓『小天狗』の存在にも注目したい。平成十年スタートの『小天狗2』と合わせて二十六名で構成された中高生の会員は、小城太鼓の指導で練習を行う。若者ならではの元気と威勢のよさで、これまで、誰一人やめていないのが自慢なのだそう。

 「若い人たちは上達が早いですし、とても熱心なんです。基礎から教えるのは確かに大変ですが、この『小城太鼓』はいつまでも小城に残していきたいですから、いい後継者の育成だと思っています。」



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

Copyright All rights reserved. NISHINIHONINFORMATION CENTER CO.LTD.