「タウン情報さが」トップへ 株式会社西日本情報センター
849-0928
佐賀県佐賀市若楠3-1-15
TEL 0952-33-3155
FAX 0952-33-3166
月刊タウン情報さが
tjsaga.co.jp を検索 WWW を検索
トップ>佐賀の人
No.001〜050のリストへ   No.051〜100のリストへ   No.101〜150のリストへ   No.151〜のリストへ

No.096


Profile

昭和31年、多久市生まれ。早稲田大学文学部研究科宗教学専攻中退後、佐賀新聞へ入社。7年間の記者生活を経て、実家・専称寺の副住職へ。昭和62年から佐賀新聞にアジア・中近東を1年半放浪した体験を連載。自主映画上映団体・チネチッタを主宰。現在、僧侶としての業務の傍ら、NBCラジオのパーソナリティとして活躍。


佐賀って
いいところ

最近、日本は都会と田舎の差ってかなり縮んできましたよね。情報にしてもファッションにしても、田舎だからといって、不便することってほとんどありません。モンゴルやチベット、バングラディシュなど、アジアをあちこち回ると、その『差』というのが明らかにあるのです。都会に住む人と地方に住む人とでは考え方も生き方も全く違う。もちろん、都会には都会の良さがあり田舎には田舎のよさがあるわけですが。そういった意味で、佐賀というのは田舎のよさも都会のよさも取り入れられる、とてもいい環境にあると思います。


NBCラジオパーソナリティ

川副 春海 さん

ラジオは私のストレス発散!

 NBCラジオ佐賀パーソナリティとしでおなじみの川副春海さん。現在の「おしやべり名物春海茶屋」(毎週土曜日朝10時〜では、キレのいいトークぶりで多くのリスナーを楽しませている。

 芸名のような名前、豊富な知識、坊主頭に丸メガネ、時折見る作務衣姿など、まるで『落語家』のようなイメージを思わせる春海さんだが、実はおしやベりの仕事が本業というわけではない。多久市立病院前にある歴史ある寺「浄土宗専称寺(せんしょうじ)の副住職、これが春海さんの肩書きだ。

 寺の息子として生まれた春海さん、もちろん将来は跡を継ぐのが世の習わし。しかし、決められた人生をそのまま歩むことに懸念、若さと勢いも手伝って反発し、もともとマスコミの仕事に興味を持っていたことから大学は文学部を専攻した。

 「いずれは継ぐであろうと思いながらも、若いうちは、と好きなことやらせてもらいました。大学院では仏教ではなく、キリスト教を勉強したり(笑)。」

 大学院中退後、佐賀新開社に就職。文化部・報道部などで七年間記者生活を送り、その間に結婚。退職後、僧僧になるもすぐ、1年半夫婦でアシア・中近東放浪の旅に出掛けたという。

 「三十ニカ国ほどを妻と二人で回り、さまざまな考えで暮らす人々や社会を見てきました。何もかもがいい経験でしたが、結構無謀だったかも。これも、父がまだまだ若かったのでできたことなのですが。」

 帰国後はもちろん僧侶としての業務に取り組んだが、その傍らでは佐賀新聞に体験記を連載したり、自主映画上映団体『チネチッタ』を友人と発足させたりと、それ以外の活動も幅広く取り組んできた。

 また、僧侶としての活動も自らの寺に留まらず、浄土宗の会が創刊した「現代教化ファイル」編集長に就任。九州ブロック浄土宗青年会では理事長を務め、NP0(特定非営利活動)活動ではバングラディシュに中学校をプレゼントするなどの海外協力にも余念がない。もちろん、協力するのは海外だけではない。地元での活動にも熱心で、寺を開放しての講演会開催やシンポジウムへの参加。地域の人々との交流も盛んに行っている。

 僧への道を真っ直ぐに歩まなかったこと。一見回り道とも思えるこの行動が、さまざまな糧となり、現在の活動を引き起こしたのだ。そんな多忙な春海さんが唯一、日々の疲れを癒す場所。それがラジオのパーソナリティの仕事だという。

 「スケジュール的に大変なことはありますが、佐賀県のあちこち取材に行き、いろんな方々に話を聞くのは、自分の勉強にもなり、とても楽しいですね。自分の知らない世界で一生懸命に生きている職人さんがたくさんいて、その方々の輝きを見たりすると『ああ、人間っていいなあ』って思います。そんな自分の思ったことをリスナーに伝え、リスナーも反響してくれる。そんな気軽なやりとりやラジオでのおしやべりはボクのストレス発散です。」



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

Copyright All rights reserved. NISHINIHONINFORMATION CENTER CO.LTD.