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No.088


Profile

昭和41年2月11日、佐賀市生まれ。佐賀北高等学校、福岡の専門学校へと進学。卒 業後、販売職などを経て、酒好きが高じてバーテンダーの道へ。佐賀、久留米のバーで修業をし、平成7年に独立、BLUE・VELVETを開業する。今年、店舗を中央本町へと移し、自らも勉強をしながら、後輩の育成にも努めている。社団法人日本バーテンダー協会国際バーテンダー協会加盟九州本部佐賀支部所属、財務会計部長。


若者たちへの
メッセージ

楽しいことや目標は、人に教えてもらうのではなく、自分で見つけてほしいですね。 本当に好きになったものでないと、長く続かないのは当たり前。適当に始めた仕事だと、不満が出てきてすぐやめてしまいたくなると思うんです。若い頃の自分がそうだったから。「これがやりたい」を自分で探すことが、仕事を楽しく、長続きさせる一つの条件ではないかなと思います。


BLUE・VELVET

小島 紀子 さん

お客の心に通うカクテルが作りたい

 佐賀市中央本町。市内の歓楽街の中でもお洒落な店が多く、若者やカップルで賑わうこの地域に、今年2月、バー「BLUE・VELVET」がオープンした。愛敬町から移転してきたこの店は、佐賀県内でも数少ない女性バーテンダー、小島さんが経営している。

 この道に入って七年、きっかけは「やっぱり酒好きだったから」というが、今となっては『酒』より『仕事』、お客と談笑しながらカクテルを作る手つき、さりげなくお客に気を遣うその姿はバーテンダーとしての風格を十分に感じさせる。

 「カクテルって、レシピを知っていればできるんじゃないかなと思われる人も多いんです。実際、家で作るのも簡単なんですよ。レシピを買ってきて、材料と道具を揃えて、適当にまぜてもできるのですから。でも、私はそれを職業として、料金をいただいているわけですから、プロとしての自覚を持つことが大切だと常に思っています。味はもちろん、サービス、技術のノウハウ、シェイカーを振るその姿までもが、一杯のカクテルの料金なんです。料理人よりもお客と身近に接しますから、やりがいはありますが、いろいろな面でとても難しい。だから、未だに毎日が勉強なんですよ。」

 初対面では、『女性のバーテンダーなの?』と、ちょっと躊躇してしまうお客も少なくない。そんなお客の心を和ませるのも、小島さんの腕の見せどころ。お客の好みを聞いて、数あるリキュールの中からその人に合ったカクテルを作って喜ばれることもしばしばなのだそう。また、カクテルメニューを置いていないのも、小島さんならではの心配りだ。

 「カクテルって種類が多く、あまりお酒を飲まない人は、どの名前がどんなお酒か分からなくて、名前の雰囲気や知っている名前で注文される人もいらっしゃるんです。でも、「飲んでみたらまずかった」では、作る方も残念ですし、お客様もいい気分にはなれませんよね。よく飲む方は好きなカクテルの名前は知っていらっしゃるから、そっちの方が親切かなと思いまして。」

 バーと言えば、『ガチッとかっこよく飲むのがステイタス』といったイメージをもちがち。だが、この店では、女性一人で来ても、お酒をあまり知らなくても楽しんで飲んでもらえればうれしいと小島さんは言う。そんな気持ちがお客にも伝わるのか、女性一人で飲みに来るお客もかなりいるのだそう。そして、そんな時に活躍するのが、小島さんの元でバーテンダーの技術を学んでいる男性従業員。「うちの面接は水着審査までするのよ」という冗談も通ってしまう程の美形揃いで、店の雰囲気をより明るくしてくれる。

 「基本的には技術と話術が大切。顔がよければ全てよし、なんて考えは持っていませんが、接客業ですから、やっぱりスタイルはいい方がお客も喜ばれるかなと。(納得!)もちろん、カクテルを作る姿勢、お客の元へ運ぶ手元なども美しくあるよう注意しています。」



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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