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No.080


Profile

昭和28年2月、鹿島市出身。嫁ぎ先でご主人と一緒に酪農を続け、平成8年にその牛乳を使った手作りアイスクリームの製造に取りかかる。翌年6月、江北町にソフトクリームとクレープの店「カウベル」をオープン。あっさりとしたさわやかな味がたちまち評判となり、現在、姉妹店を含め佐賀、長崎、福岡に10店舗を構える


若者たちへの
メッセージ

牧場のこれからの夢 嫁いできた頃、電気も通ってない牛小屋で夜はランプとろうそくをつけて必死に働いていました。『酪農だけで生活をしたい』という夢を持ちながら。その夢がかない、今、主人は牛たちの世話を、私はミルク工房で頑張っています。そんな今の私たちの夢は、広い牧場と農園とレストランのある総合施設をつくること。そこでたくさんの人が自然と触れ合いながらおいしくて体に優しい食事をするんです。今はまだ夢ですが、ぜひ実現させたいですね。


和光牧場『COWBELL』

樋口 静子 さん

身体にいいものを。
思いの詰まったアイスです。

 杵島郡江北町、積文館江北店の敷地内にあるソフトクリーム屋さん『COWBELL』。平成九年にオープンして以来、週末には列ができる程の人気をみせ、現在では姉妹店を含め佐賀、長崎、福岡に10店舗を構えるまでに急成長した。多くの人に支持を得るその理由は‥‥。

 「乳牛を飼い始めてすぐ、主人がマイナスイオン水を使用した電子畜産法を始めたんです。この水を使えば快適な環境で牛を育てることができるって。20年前のことですから、マイナスイオンの効力なんて知る人も少なく、変なことを始めたと吹聴されたり、経費がかさんだりしましたが、水に加え、イオンを付加した肥料、藁敷きの下にも活性炭を置くことによって、牛たちは着実においしく、体にいい牛乳を作ってくれるようになりました。この電子畜産法が今のCOWBELLの味の原点です」と語るのは、COWBELLの乳製品製造を手がける『和光牧場 ミルク工房』の樋口静子さん。

 もともと鹿島市で酪農を営んでいた樋口さんご夫婦。二十年来のこの方法で、納得のいく原乳はできていたものの、それらは全てタンクローリーで他の原乳と混ぜられ、何ら変わらない牛乳として店に並んでしまうのみ。何か自分たちの牛乳をそのまま消費者に与えることはできないかと思いついたのがアイスクリームだった。

 平成八年、樋口さんは牛乳とアイスクリームの材料を持って佐賀市にあるヨコオ牧場を訪れた。すでに自家製アイスを製造していた横尾社長がアイスクリームづくりを快く引き受けてくれたのだ。作りあがったアイスを試験的に地元で売り始めると、予想以上の反響。さらに、横尾社長の「どうせならソフトクリームも始めてみたら」とアドバイスを受け、思いきって有限会社『和光牧場』創業、ミルク工房を設立し、翌年六月に『COWBELL』がオープンした。

 もちろん、商品として出すからには味も徹底的に追及した。オープン当日から道行く人に試食をしてもらい、アンケートを集計して配合の試行錯誤を繰り返す。ソフトクリームが定着すると、冬場の商品としてクレープも開発。もちろん他の原料も全て無添加の天然素材だ。

  「トッピングメニューもスタッフ全員で考えて作るんです。おいしくて体にいいものを、と思いの詰まったものばかりです。今年は手作りのグラタンやピザソースを入れたホットクレープもできたんですよ」とうれしそうに語る樋口さん。和光牧場の名は「人の和・牛との和で光をなすように‥‥」との思いが込められているとか。COWBWLLの人気の理由は、きっとその『和』が大きく広がっているからに違いない。



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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