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No.079


Profile

昭和54年6月8日、佐賀市生まれ。佐賀北高等学校芸術コース卒業。現在、九州産業大学芸術学部美術学科絵画コース2年生。大学入学前の春休みにグラフィティアートに出会い、店のシャッターや壁のペイントを手がけるように。今年五月にイベントで音楽に合わせてライブペインティングを行ったことが評判になり、現在、佐賀市をはじめ久留米、福岡のイベントで活躍中。


若者たちへの
メッセージ

実は、大学卒業してもすぐに就職して企業で働きたいたくはないんですよ。今やっているようなことはすごく楽しいですし。でも、ゆくゆくは自分でプロダクションをつくりたい。グラフィティだけじゃなくて造形や装飾、映像などいろいろなジャンルのアーティストを集めて、いろんなことやりたいですね。


グラフィティアーティスト

平田 晴久 さん

街中を僕の絵でいっぱいにして
賑やかな佐賀をつくりたい

 佐賀市駅前中央通り。ライトアップされた街路樹の一角にある広場に彼の姿はあった。ストリートライヴが行われている舞台の上、リズムに乗って三枚並べたベニヤ板にスプレーをふきつけ、あっという間にクリスマスのイラストを描き上げる。先月号のフリーキャンパスのコーナーでも紹介した佐賀市在住の学生アーティスト、平田晴久さんだ。

 トレードマークは金髪にモヒカン頭。しかし、話してみると礼儀正しい言葉遣いと意外な几帳面さに驚く。

 現在、九州産業大学二年生。毎朝、鍋島にある自宅から大学まで、JRで通っている。

 「絵のプロになろうって決めたのは中学の時。それまでは野球をやっていたんですが、やっぱ野球でプロになるなんて難しいじゃないですか。僕は特に準レギュラーだったし(笑)。それで、他に何かやりたいことは、できることはって考えたんです、親や先生にも相談して。サラリーマンじゃなく、自分の力で何かをやりたかったんです。」うーん、なかなかのしっかり者だ。

 そんな平田さんが今夢中になっているのが、この『グラフィティ』。大学に入学する春休みに、尊敬する2つ上の先輩から教えてもらったのがきっかけだ。初めて見せられたグラフィティは、高校時代、デッサンや油絵ばかりを描いていた平田さんにとって、新鮮な感動だったという。

 初めはスケッチブックにひたすら描き、自分のキャラクターを確立させると、ポストカードを作り、店に置いてもらうようになった。大きいキャンパスに初めて描いたのは佐賀市内にある「Kショップ」のシャッター。それからも人の紹介で徐々に店の壁や内装のペイントを手がけるようになり、音楽に合わせたライブペインティングを形をとるようになったのが今年の五月。今や週末はイベントに引っ張りダコという活躍ぶりなのだ。

 そんな平田くんが今、一番やりたい夢は、佐賀の街の壁に絵を描くこと。実は、商店街の組合に交渉に行ったこともあるのだという。

 「見る人がいないからって断られたんですけど、いつか絶対に描かせてもらいたいです。僕、佐賀が大好きなんですよ。でも、福岡なんかに比べて街も人も寂しいじゃないですか。だから、街に絵を描けば、それだけで街も華やかになるし、話題性が出て人が集まってくれるんじゃないかなって思うんです。」



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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