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No.063


Profile

昭和21年10月、宮崎県出身。福岡女学院短大卒業。YWCAに所属しながら平和や人権に対して関心を示すように。24歳で結婚した後は生協での活動に勤しみ、理事長として社会運動に関わるように。97年に市民団体「素晴らしい未来をつくる会」発起、「カンボジア教育支援フロム佐賀」の事務局次長に就任、98年に参院選に出馬するが僅差で落選。選挙時の仲間とともに今年1月にのんびりサロンをオープン


若者たちへの
メッセージ

時代は自分たちがつくっていくものだと思うんです。消極的に生きるのも積極的に生きるのも、それは自分が選択したものなんです。意志があるところに必ず夢は実現します。自分の思う小さいことから1つ1つやっていけば、周りも影響され、相乗効果で大きいことにつながっていくんですよね。


女性運動家(「のんびりサロン」オーナー)

甲本洋子 さん

楽しい談義と おいしい食事

 佐賀市高木瀬西。閑静な住宅街の中の一軒家。昨年、参院選に出馬し、惜しくも落選した甲本洋子さんの自宅だ。

 甲本さんが今年1月からここで喫茶店を営んでいるという。参院選に出馬までした政治家がなぜ喫茶店を?と思いながら玄関に入ると、元気な女性たちの笑い声が聞こえてくる。中は広いリビングに大きいテーブルがあるのみ。喫茶店というよりは、大勢が集まってくつろげる普通の家といったような雰囲気だ。

 ここで出される料理は、甲本さんを含め5人の主婦が作る弁当のみ。栄養を考え、20種類の素材を使ったヘルシーメニュー、それでいて500円という安さだ。

 「選挙が終わった後、自分たちで立ち上げた市民団体やNGO(民間レベルでの海外援助活動)の活動を続けるために、資金がありませんでしたので自宅を事務所にすることにしたんです。それで、昼ご飯を自分たちで作っているうちにスタッフだけのつもりが、政治活動をされている方たちなんかもお見えになって食べて行かれるようになりまして、じゃあいっそのことレストランでもしようかって。主婦ばかりですから、結局行き着くのはこういう形になってしまうんですね。」

 地域の人たちや高齢の人たちにが気軽に集い、お互いに政治の話や家族の話をしながら栄養もとってもらいたい…。そのような思いでつけた店名が『のんびり茶論』。オープン以来月に500人程度の人がここを訪れ、食事をしながら談義に花を咲かせている。また、選挙前には立候補者もここへ来て、演説ではみせない素の顔でお客と話をしたり歌を歌ったりしたこともあったとかで、選挙活動のサポート的存在になったり、健康を考えた弁当ということが口コミで広がり、病院や会社の人たちからの出前の注文、『一人暮らしのお年寄りにもこんな弁当が届けられたら』と民生の方でも話題になっているのだそう。

 「参議院選挙に落ちた時、『これが終わりではなく第一歩だ』ってみんなすごく明るかったんです。チャレンジしたことで得たものはたくさんありましたし、実際に選挙をきっかけにしていろんな活動を始めるようにもなりましたし、今の茶論もできたのですから。ここで、いろんな人が気軽に集って、普段疑問に思っていることを心ゆくまで論議ができる。『こう考えるのはおかしい』とか『そんなこと考えてはいけない』とか規制したり堅苦しい話をするのではなく、あるがままの自分を出して話をする。そしてみんなでよりよい社会がつくっていければ…すごく幸せなことですよね。」



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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