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No.059


Profile

昭和8年3月、厳木町生まれ。小さい頃は、父親の仕事の関係で佐賀県、福岡県近辺を点々として小学校卒業と同時に厳木へ。唐津実業高校土木課卒業後、町役場の建設課に所属。同町の活性化に多大な貢献をし、平成9年5月に町長となる。


若者たちへの
メッセージ

これから先の時代を生きていくには、人間的にタフでなければいけないのではないかと思います。最近の若い人たちはマイナス経験が少なく、我慢する心が弱いように思うのです。我慢強く、自分のことは自分でできる、そういう人になってもらいたいですね。


厳木町長

田久保 好範 さん

あせらずゆっくり、健全が大事

 「町長も住民の一人ですから、いい車に乗らなければいけないということはないと前から思っていたんです。安全であれば、どんな車でもいいのでは」と、厳木町町長、田久保好範さん。平成9年に町長に任命されてから、この言葉の通り公用車を全て廃止。現在は、白いライトバンに乗って自らあちこちに出かけているという御仁だ。

 『町長』というと、何やらお偉い人というイメージだが、田久保さんは、そんなイメージを一掃させてくれる穏やか笑顔が印象的。終始落ち着きのある物腰は、さすが町長の風格を漂わせている。血色のいい顔色は、毎朝7時から近所の中学校のグラウンドでテニスに励んでいるからだろうか。十数年間の賜物、町長のテニス姿をぜひ一度拝見してみたいものだ。

 厳木町といえば、多久から唐津に抜ける山間部。佐賀県の中部にあり、要衝の地とも言える。田久保さんは、役場に勤務するようになった30歳の時から今日まで、そんな厳木の第一の課題とも言われる交通の便を良くするため建設課に所属し、最近開通した厳木バィバスの建設にも多大な貢献をしてきた。

 「私たちの厳木町は、ご存じの通り山間で、雪が降れば峠が通行止めになってしまうんですよ。住民ももちろんですが、県内の方も大変困っておられて、町民の交通渋滞や地域の産業発展のためにも道路はきちんとしておかなければならないということは、歴代町長の時代から必至の問題だったんです。道路整備の管轄は建設省なのですが私も下働きながら住民の対応などを今日までしてきたわけです。」

 そんな田久保さんが、町長になったのは、何も、前々から目指していたわけではなく、無投票が4期続いて、「このままでいいのかな」という、町を想う気持ちからだったという。

 就任して2年。これまで見えていなかった町全体のことが把握できるようになり、さらに愛郷心を燃やしているという田久保さん。これから先、住民の環境問題や道路整備など、頭の中は町の改善のことでいっぱいだ。だが昨今の経済、政治状況と言えば、不安定で先行きの不透明な話題ばかり。「国からの助成がなければ町政は難しい」とやはり先行きを懸念する思いは拭えない。

 「でも、あせらずゆっくり、健全にいくのが一番ですよ」と言い切る田久保さん、この悠然とした姿(本人いわく楽観主義なのだそう)が、厳木町を支えているに違いない。



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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