「タウン情報さが」トップへ 株式会社西日本情報センター
849-0928
佐賀県佐賀市若楠3-1-15
TEL 0952-33-3155
FAX 0952-33-3166
月刊タウン情報さが
tjsaga.co.jp を検索 WWW を検索
トップ>佐賀の人
No.001〜050のリストへ   No.051〜100のリストへ   No.101〜150のリストへ   No.151〜のリストへ

No.056


Profile

昭和40年6月、神埼町生まれ。神埼高校時代からハンドボールをはじめ、卒業後長崎大学教育学部へ。教員となり唐津北高校を経て神埼清明高校へ。現在女子ハンドボール部の監督として力を発揮。同部は昨年の県新人戦で九州大会6位の好成績を出し、3月に春の選抜全国大会への出場権を得た。他にも審判員として活躍中。


今の学生を
見ていると

周りに情報があふれていて、楽しめるものがたくさんある今の世の中ですから、昔のように熱心に部活動をやるというのは独特な考えをもっていないと続かないのかな、大変なのかなと思いますね。生徒のクラブ加入率も低く、姿勢もだいぶ変わってきているみたいですし、それが今の時代なのかなあとつくづく思いますね。


神埼清明高等学校 女子ハンドボール部監督

貞島 早苗 さん

主人公はやっぱり生徒たちですよ

 「私ですか。まいったなあ。取材っていうから生徒のことかと思ったのに。」

 取材に行った早々の貞島先生の言葉。貞島先生が監督を務めるのは、神埼清明高校女子ハンドボール部。県内にある6校の女子ハンドボール部の中でも通年好成績を残し、昨年の県の新人戦でも優勝、九州大会6位となり、現在は3月に行なわれる全国大会に向けて猛練習を重ねている強豪校だ。

 「前身の神埼農業高校時代から30数年の伝統を持つ部ですし、インターハイにも何度も行っていますので、私が特別教えるのが上手とか、そんなことはないんですよ。やかましいだけで特別厳しくもないですし。やさしいから強くなれないのでは、なんて思っている程ですから。」

 グラウンドへ行ってみると、男女のハンドボール部員がそれぞれのコートで練習をしていた。男子部の方から罵声と言っても決してオーバーではない監督の声が飛んでいる。その声を聞きながら「あの先生に比べると…」と貞島先生。だが、しばらくしているうちに先生の指導する声にもカが入り、テンションが上がってくる。これは、『やさしい』にはちょっと遠いかもしれない。

 小柄だが、どこからか迫力を感じさせるパワーを秘めた貞島先生。子供の頃から運動神経と体力は人一倍で、中でも球技が好きだったという。ハンドボールを始めたのは高校に入ってから。瞬発力も、相手の動きをよむ頭も必要、そして何より他の球技に比べて接触戦の多いところに魅力を感じたという。だが、先生が通った高校は当時まだ同好会でしかなく、今のような本格的な指導を受けないまま大学へ進学、そして教員に。監督になってからはまだ日が浅く、試合の度に自ら学ぶこともかなり多いとか。

 「自分が本格的に猛特訓したり厳しい練習を受けてきたわけではないから、生徒にも『自分についてこい!』なんて大層なことは言えないんですよ。」

 だが、勉強熱心なのは生徒同等、いやそれ以上で、生徒たちの育成をしながら、難関と言われるハンドボールの審判員A級の試験にも合格、試合の時は審判員としても活躍しているのだ。

 「でも、あくまで主人公は生徒たち。私なんかを取材するのではなくてぜひ生徒の頑張っている様子を!」

 最後までそう強調する貞島先生。そんな先生の思いにどこまで応えるのか。同部の全国大会の結果が期待されるところだ。



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

Copyright All rights reserved. NISHINIHONINFORMATION CENTER CO.LTD.