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No.044


Profile

昭和31年5月、多久市生まれ。小城高校を卒業後慶応大学法学部に進学。在学中にカナダに一年留学し、帰国後松下政経塾へ。昭和59年に佐賀県で『小さな県に大きな活力』運動を始め、鹿島ガタリンピックや塩田町のイカダ大会などの仕掛け役となる。平成9年9月に第8代目の多久市長に就任。市民の声に耳を傾け、市民の生活に目をこらして市政活性化を目指し日々徹力を尽くしている。


20代を振り返って

自分を本当に信じてくれる人は自分しかいないから、いろいろ迷ったり苦労して、『できるかな』って不安になることもあると思うけど、最後は自分を信じて、もう一歩前に出る、もう一歩頑張ってみるんです。後、『おまえならできる』って無条件に言ってくれる友人がいるといいんですよね。私自身がその言葉のおかげで勇気を出して頑張ってこれたから。


多久市長

横尾 俊彦 さん

一人の力を信じて

 多久の市長さんをぜひ紹介してもらいたい−−−。今回の取材のきっかけは、そんな読者からの投稿ハガキだった。

 多久市長、横尾俊彦さん。慶応大学、松下政経塾を卒業し、42歳で民間から市長に就任、特異ともいうべき経歴の持ち主だ。

 「私は8代目の市長。8代目といえば、徳川幕府でいうと吉宗、ご存じの暴れん坊将軍ですよ。だから私も着流しで市中を練り歩く心意気でいろんな人たち声を聞いていこうと思っているんです。」

 くったくのない笑顔と気取らない口調、一目見ただけでは行政的なお固い印象は全く見られない。それもそのはず。市長になる前は、もっぱらまちおこしの火付け役。佐賀県の全市町村を回り、鹿島のガタリンピックや塩田町のイカダ大会なども横尾さんが中心となって仕掛けたのだとか。

 「私は、百人がやろうというのを待つよりも、一人の力を信じたい。一人が立てば、一緒にやる人が出てくる。それが二十人になれば、六十人がついてくる。そうすると後の二十人も動くんですよね。」

 そんな活動をしている中、横尾さんの胸には『佐賀は本当にこれでいいのかな。多久はこれでいいのかな。もっと元気にならなきゃ』という思いが次第に強くなっていった。そして市長選に立候補、当時『多久の未来をつくる会』を設立し、地域を回って勉強会などを重ねていた功績等が実を結び、平成9年9月に市長に就任した。つまり横尾市長は町おこしならぬ市おこし、県おこしをする一人として多久市長に立ち上がったというわけだ

 『市役所は市民に役立つ所と書く。だから市役所はその名の通りの仕事をするところでなければ』が横尾さんの市長としての持論。その思いが伝わってか、最近は市役所へ来る人も多くなり、市民相談件数も去年をはるかに上回り、市民の人たちからのお礼の手紙がちょくちょく届くようになったのだとか。これからの多久の事業について、横尾市長はこう考える。

 「今年は情報化元年だと思っているんです。だからインターネットをやろうということで、市役所にホームページを設けたい。あと、小学校にインターネットを引いて、先生たちにやり方を教えたりしています。今年の夏休みには長崎と茨城の小学生同士でテレビ電話での交流もやりましたね。そうやって子供たちがインターネットで世界中とアクセスするようになると友達が増え、語学にも興味が出てくると思います。そうなると、小さい町だけど子供たちの未来はどんどん広がると思うんです。」



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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