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No.037


Profile

昭和36年6月、小城町生まれ。70年代サウンドに強い影響を受け、14歳の頃から作曲を始める。小城高校卒。福岡の大学時代はバンド活動であけくれ、卒業後は佐賀で広告代理店に勤めながら音楽制作に携わる。現在、オリジナル曲400曲、サガテレビやFMさが、NBCラジオで放送される他、CDやアルバムも発売中。


20代を振り返って

独学でここまでやってきたんで、世の中にはもっと才能も知識もあるすごい人がいるというのはいつも心に置いています。でも、自分が曲を作る時は「自分が最高」って気持ちで作っているんですよ。できた曲を人に聞かせる時もすごく緊張するのですが、その時に自分を信じていないと、それさえできないと思うんです。努力っていう言葉は本当は嫌いなのですが、自分を信じて目の前のことを確実にクリアしていけば、人間、何でもできるんじゃないでしょうか。


シンガーソングクリエイター

北村 尚志 さん

地元の曲を作るなんて
初めはかっこ悪いと思った

 平日昼間は、広告代理店の一プロデューサー。そして、週末や夜になると渋い声となめらかな音色で人を酔わすシンガーソングクリエイターに一変する2つの顔を持つ男、北村尚志さん。佐賀県人でこの人の歌を聞いたことのない人はいないと断言できる程の地元密着型のミュージシャンだ。(最近ではたんねるSAGAのテーマソング、FMさがののばなしラジオのテーマソングや挿入曲、NBCラジオの40周年ジングルetc…)

 音楽に目覚めたのは14歳の時。ギターを手にした次の日から作曲を始めたというから驚きだ。

 「もちろん初めはコードも何も知りませんでしたから、当時流行っていた歌の焼き直しみたいなもの。今、当時の曲を聞くと、ほんと目から火が出そうな位恥ずかしいですね。その頃から数えるとかれこれ400曲位作ってますね。善し悪しは別にして…。」

 高校2年の時にピアノに切り換え(もちろんこちらも独学)高校卒業後は福岡の大学へ。バンドに明け暮れた4年間を過ごし、佐賀に帰ってくると同時にソロ活動開始。EP「悲しい部屋の中で」を発表した。それをきっかけにNBCラジオのパーソナリティに抜擢、ここが地元をテーマにした曲づくりの出発点となる。

 「最初、地元をテーマに曲を作れって言われた時、正直かっこ悪いと思いましたね、何で佐賀の曲をって。あの頃は若かったんでしょうね。今はすごく楽しいです。自分の身近にある題材が音楽を通して広がるというのは喜びですね。」

 自宅には、15年前からコツコツと購入した音響システムも揃い、ラジオCFの制作から録音までも手がけるという北村さん、ここまでくれば会社員を辞めて独立する道も考えているのでは、と思いきや、『NO』と即答。

 「やはり、仕事はずっとしていきたい。今の仕事場はイベントなんかも手がけているので、自分が役に立てる場もありますし、居心地がいいですし。音楽活動はあくまで仕事の合間。スケジュールも仕事優先です。正直言うと、独立してしまうと、自分の音楽がどうなってしまうのかというのが恐いんですよね。生活かかってくるわけですから。」

 何の心配も条件もなくいい環境でいい音楽を作りたい−−。心底音楽を愛する北村さんは、最後にこう語ってくれた。

 「音楽っていうのは、年齢に関係なく、いいものはいいし駄目なものは駄目。そういう面では一生現役でいられる、頂点のないもの。だからこそずっと、頑張っていきたい。もちろんここ(佐賀)で。」



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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