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No.027


Profile

1958年10月、多久市生まれ。牛津高校卒。一家の主婦として4人の子供を育てるかたわら、14年前に洋菓子屋マウンテン枳小路をオープン。以来、栄養あるおやつをモットーにシュークリームやマドレーヌを作り続ける。


20代を
振り返って

主婦の仕事に明け暮れていましたね。他の人と違った事といえば4人の子供たちに毎日のようにおやつを作っていたことぐらいじゃないかしら。まさかそのお菓子づくりが本職になるなんて思いもしませんでしたけどね。


マウンテン枳小路 店長

塚原 歌代子 さん

「おいしい」の一言をもらうまで

 佐賀市水ケ江の小さな路地、枳小路の一角に、これまた小さな洋菓子屋さんがある。その名も「マウンテン枳小路」。

 一見民家と見間違えるほどのこのお店には、毎日数百人のお客が来て、l個60円〜80円のお菓子を買っていく。1番人気はオープン当初からのメニュー、シュークリーム。香ばしいシューと甘さを抑えたクリームが絶妙で、学生から近所のおばちやん、営業マンまで多くの人に愛されている。

 この店を始めた塚原歌代子さんは、4人の子供を持つ、れっきとした家の主婦。洋菓子を作り始めたのも、子供たちに与えるおやつを自分の手で作りたかったからという単純な理由だったという。

 「本を見ながら、始めはレシピ通りに、その後子供たちから『おいしい」と言われるまで、分量を変えて作り続けてましたね。中には同じものが何回も続いて子供たちからあきれられたりすることもあったし。」

 そんな塚原さんが店を持ちたいと思ったのは14年前。前宣伝も何もせず、近所の子供たちや学生さんが買いに来てくれれば、と軽い気持ちで自宅横の駐車場を改装してのオープンだった。メニューはシュークリームとかるかん、タコ焼きにアイスクリームなど、まさに子供のおやつ。初日から思わぬ大繁盛で三人でカウンターに立った塚原さんは、てんてこまいの一日だったとか。

 それからというもの、「マウンテン枳小路」の名は徐々に地域に浸透し、3年後には近所の主婦の手伝いを要するまでに。現在5人のスタッフが交代で調理場とカウンターにつき、シュークリームだけで1日平均約l000個の売り上げになるのだとか。人気の秘訣は、やはり手作りの味。

 「お菓子やさんで働いたり、専門家に習ったりしていないから、かえってよかったのかも。添加物なんて、入れ方もどんなのがあるかも知らないからですね。」

 どんなに売り上げが伸びても、この店以外に商品を出すのは年に2回。西友と玉屋で行われる佐賀の物産展のみ。作り方も値段もそして販売方法も今のところ変えるつもりはないといい切る塚原さん。これからも佐賀の銘菓の一つとして、変わらぬ味を作り続けてもらいたい。



※プロフィールなどの記述は「月刊タウン情報さが」掲載当時のものです。

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